短期旅行ではつけない人も結構いる海外旅行保険。
しかし、もしもの時のため備えあれば憂いなしということで説明します。
海外旅行保険について
保障内容
保険会社にもよりますが、死亡、怪我、搬送に関わる費用、携行品の破損、盗難、飛行機遅延や他人の持ち物を壊してしまったときなど旅行中に起きた様々なトラブルを保障してくれます。
実際、私も二度お世話になりました。
一度目:ジャマイカ滞在中に海でウニを踏んでしまい、トゲが足に刺さってしまいました。帰国が近かったため、帰国後皮膚科へ行き、足の奥に刺さり込んだトゲを抜いてもらいましたが、その時にかかった費用はすべて保険で補えました。
二度目:タイに滞在中、川で滑って足に負った擦り傷が化膿し、治りが遅かったので帰国後外科で治療。その時の費用もすべて補えました。
虫歯には使えないこともあるので、長期旅行の方は事前に治療していきましょう
付帯サービス
こちらも保険会社により様々ですが、電話で24時間365日の日本語対応デスクが設けてあり、もしもの時に病院や宿、警察の紹介。さらに翻訳してくれたりするので、トラブル時の言葉の不安も取り除いてくれます。
キャッシュレスでの治療が受けれる保険もあり、保険会社を色々比較するといいと思います。
利用方法
- 自分が利用した時はサポートセンターに怪我をし、保険を利用したい旨を報告
- 後日、保険会社から封書が届く
- 封書の中身を記入。治療にかかった費用や交通費を書きます。領収書や海外にいたことを証明するためのチケットのコピーを同封しました。
- 数日後、振り込まれて、終了。
こちらは怪我の場合ですが、盗難の場合は警察から盗難証明書が必要だったりします。なくても受け取れた例もあるみたいです。
大事なのは、いつどこでどういう風にトラブルにあったか?ということを保険会社に説明できるかだと思います。
金額
滞在場所、期間、プランによって様々で比較しにくいですが、一ヶ月一万円以上だったりして、結構重くのしかかってきます。

長期滞在するのに、ちょっと高いな。何か安く済む方法はないの?
クレジットカード付帯保険
そんな方にオススメで私も使ったクレジットカード付帯保険。
メリット
- クレジットカードさえ持っていれば、保険は勝手についてくるので、費用を抑えることができる。
- 保険会社を探す手間が省ける。
- 保険会社が出す保険と同じようなサービスが受けれる
デメリット
- 保険会社の出している保険と比べ、保証が弱い。
- キャッシュレス受診などの付帯サービスが弱い場合もある。
- 審査があるため、手厚い保険のついたクレジットカードは入手できない可能性がある。
自動付帯と利用付帯
クレジットカードの付帯保険を使う上で気をつけなければならないのが、自動付帯と利用付帯。
自動付帯
海外旅行に出たときから保証期間はスタートするもの。
利用付帯
海外旅行に出て、利用付帯のカードを使ったときからスタートするもの。

お得な使い方
長期旅行で海外旅行保険に入りたいけどちょっと費用が…って方には利用付帯のクレジットカードがオススメ。
理由は利用付帯なのでカードA(こちらは自動付帯でも利用付帯でもOK)の保証期間が切れるタイミングで利用付帯のカードBを使用して期間を延ばす、さらにカードC、Dと自分の滞在期間分だけ継ぎ足していけばOKです。
ただし、利用付帯の対象となるのは前述の通り公共交通機関の支払い、または旅行会社が企画するツアーの支払いに限られるということをお忘れなく。
利用付帯を持つカードのオススメ
自分が実際に使ったのはJCBのデビットカード。
デビットカードとは、自分が口座に入れた分だけカード払いとして即時引き落とせるカードで、審査不要で作れるカードです。
クレジットカードと違い、自分の口座内で引き落としされるので使いすぎることもなく、もしも盗難にあったときでも中に入った金額内で抑えられます。
デビットカードで利用付帯の保険がつくのがJCBカードのみで海外で使いづらいのが少しネックですが、誰でも簡単に作ることができるので旅行保険のために一枚は持っておくといいかもしれません。
まとめ
短期旅行で何が起きるかわからないし、手厚い保障を受けたい方は保険会社の海外旅行保険。
長期旅行で最低限だけの保証でいいやっていう方はクレジットの付帯保険。
ただし、自動付帯か利用付帯かは要確認を。
そして、万が一、トラブルにあった際はその時に起こったことを事細かに説明できるようにしているとスムーズに処理が進みます。
ちなみに私はクレジットカードの付帯保険を使おうと思います。保険会社の保険はちょっと費用がかさむので…
いくら保険に入ったからといっても怪我やトラブルに巻き込まれると楽しい旅行がそうでないものになったしまうので、保険に加入するしないに関わらず、安全に旅行することが一番ですね。
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